国立研究開発法人産業技術総合研究所
スムーズなクローラ走行装置で段差も楽々

国立研究開発法人産業技術総合研究所
スムーズなクローラ走行装置で段差も楽々
本特許は、クローラ走行装置において、無限軌道帯の後端を上昇させるアーム駆動機構を備え、段差の乗り上げを助ける技術を提供します。特に、アーム部の両基端を車体の前後方側と干渉しない長さで回転可能に取り付け、段差に乗り上げる際にアーム部の先端に取り付けられたアームを車体の後端側から無限軌道帯の後端下方に向けて回転させることで、段差をスムーズに乗り越えることが可能となります。また、車体幅方向アームにローラーを取り付け、アーム駆動機構の制御を行う傾斜センサを設けています。これにより、段差走行に有利なロボットの開発が可能となります。
つまりは、無限軌道帯の後端を上昇させるアーム駆動機構を用いたクローラ走行装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ロボット工学工業機械製造災害対策
- 災害対策ロボットの開発
- 室内掃除ロボットの改良
- 悪路走行車の開発
災害時に倒壊した建物内部の探索や、人が入り込めない狭い環境での作業を行うロボットの開発に活用できます。段差をスムーズに乗り越えることが可能なため、より広範囲の探索が可能となります。
室内の掃除を行うロボットに本技術を導入することで、家具の下や段差のある場所でもスムーズに掃除ができるようになります。これにより、掃除範囲が広がり、より効率的な清掃が可能となります。
本特許の技術は、悪路や段差の多い環境で使用する車両の開発にも活用できます。無限軌道帯の後端を上昇させるアーム駆動機構により、車両が段差をスムーズに乗り越えられ、旋回性にも優れた走行が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-157470 |
発明の名称 | クローラ走行装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2014-019209 |
登録番号 | 特許第0005978422号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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