公立大学法人大阪
革新的な抗体様物質による血管新生抑制

公立大学法人大阪
革新的な抗体様物質による血管新生抑制
本特許の主題は、血管新生を抑制する抗体様物質の研究開発です。血管新生は、がんの増殖や転移、慢性関節リューマチの病態形成に関与することから、その抑制は医療分野で重要視されています。本特許では、VEGF-Aとその受容体VEGFRとの結合を阻害することで血管新生を抑制するポリペプチドを提案しています。具体的には、VEGF-Aに結合する標的結合部分と、その結合を阻害するマスキング部分、及びそれらを切断する切断可能部分を有するポリペプチドが開示されています。また、本特許では、抗体の利用に関連する問題点を解決するため、抗体の巨大な構造を簡素化した抗体様物質の開発にも焦点を当てています。
つまりは、VEGF-AとVEGFRとの結合を阻害するポリペプチドにより、血管新生が抑制され、がんの増殖や転移抑制を可能にする。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジーファーマシューティカル
- 新たながん治療薬の開発
- 抗体の問題点を解消する新たな製剤の開発
- 短い半減期を持つペプチドの安定化
抗体様物質を活用して、VEGF-AとVEGFRとの結合を阻害し、がんの増殖や転移を抑制する新たながん治療薬の開発が可能です。
抗体が持つ巨大な構造による問題点を解消するために、本特許の抗体様物質を活用した新たな製剤の開発が可能です。これにより、生産コストを抑えつつ、より効率的な治療を実現することが期待できます。
本特許のポリペプチドは、酵素による分解を防ぐことで、通常のペプチドが持つ短い半減期という問題を解決します。これにより、体内で長時間効果を発揮する新たな薬剤の開発が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-190551 |
発明の名称 | VEGF結合性融合ペプチド |
出願人/権利者 | 公立大学法人大阪 |
公開番号 | 特開2014-047156 |
登録番号 | 特許第0006032735号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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