国立研究開発法人産業技術総合研究所
高精度で安全な組織採取を実現する内視鏡用組織片採取装置

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高精度で安全な組織採取を実現する内視鏡用組織片採取装置
本特許は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通されて組織片を採取する装置に関する。この装置は、組織片を確実に体外へ取り出すことが可能であり、さらに切除具の侵細の程度に物理的な制限を与えることで安全性を高める。具体的には、外筒部の先端に切除具を取り付け、螺旋状の刃を備えるドリル刃を使用して組織片を採取する。切除された組織片は螺旋状通路に沿って収容ポケットに送給される。また、外筒部の内周面において、前端側に内筒部の外周面に形成した段差部を係止する係止用固定段差を設けることにより、収容ポケット内に収容された組織片により、内筒部が前端側に押し出されたとき、係止固定段差で安全に取り出すことが可能となる。この技術により、確実で、安全な組織採取が可能となり、医療現場での手間やリスクを大幅に軽減することが期待できる。
つまりは、切除した組織片を確実に体外へ取り出し、安全性を高める新技術。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療機器製造医療機関研究所
- 低侵襲の生体組織採取装置としての商品化
- 内視鏡手術の進歩としての活用
- 医療機器の開発・改良に対する研究素材として
本技術を用いて、低侵襲な生体組織採取装置を開発、製造することが可能です。医療機器メーカーや研究機関に対して、より安全で信頼性の高い組織採取装置の提供が可能となります。
現在の内視鏡手術においても、より確実で安全な組織採取が求められています。本技術は、そのようなニーズに応える形での内視鏡手術の進化に貢献することが期待されます。
本特許の技術は、新たな医療機器の開発や既存の医療機器の改良に対する研究素材として利用できます。安全性を高める新技術の開発に寄与することが期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-267630 |
発明の名称 | 内視鏡用組織片採取装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2014-113211 |
登録番号 | 特許第0006020908号 |
- サブスク
- 譲渡
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