国立大学法人信州大学
革新的なリチウムイオン二次電池用固体電解質の製造方法

国立大学法人信州大学
革新的なリチウムイオン二次電池用固体電解質の製造方法
当該特許はリチウムイオン二次電池用の固体電解質の製造方法に関するもので、前述の方法は多結晶粒子に代わって単結晶粒子を使用し、それによりリチウムイオンの良好な伝導性を得ることが可能となります。具体的には、Li源をフラックス成分として含む複数の金属材料と基体金属板を共に加熱し、金属材料と基体金属板を基体金属板の融点よりも低い温度で溶解し、次に冷却することにより結晶化します。この過程を通じて、Liと基体金属板の金属を構成金属に含む複数の金属の酸化物からなる単結晶粒子が複数結合した板状の固体電解質が形成されます。
つまりは、多結晶から単結晶への転換を通じて、良好なリチウムイオン伝導性を保証する製造方法です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電池製造業電子機器製造業自動車産業
- 高性能電池の製造
- 電動車両用電池の開発
- 電力貯蔵システムの向上
単結晶粒子を用いた製造方法は、リチウムイオン二次電池の性能を向上させる可能性があります。良好なリチウムイオン伝導性は電池のパフォーマンスを向上させ、長寿命化や高出力化を可能にします。
この製造方法は、電動車両に必要な高性能な電池の開発に利用することができます。高いリチウムイオン伝導性を持つことで、電動車両の走行距離を延長し、充電時間を短縮することが可能となります。
この製造方法は、大規模な電力貯蔵システムや電力供給システムの性能向上に寄与する可能性があります。リチウムイオン二次電池の性能向上は、電力の効率的な貯蔵と供給に直結し、エネルギーの持続可能な利用を支えます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-286842 |
発明の名称 | リチウムイオン二次電池用固体電解質およびその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2014-130700 |
登録番号 | 特許第0006028169号 |
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- 譲渡
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