国立研究開発法人情報通信研究機構
高効率無線通信の新機軸、ウィンドウイング関数を活用した無線送受信機

国立研究開発法人情報通信研究機構
高効率無線通信の新機軸、ウィンドウイング関数を活用した無線送受信機
本発明は、OFDM等を用いる無線通信装置及び無線通信方法に関するもので、特にホワイトスペースなどの送信スペクトラム規定が厳しい運用周波数帯域における無線通信を行う場合に効果を発揮します。具体的には、無線送信機のRF回路特性、ベースバンドのデジタルフィルタ特性、マルチパス遅延の程度、および送信電力のパラメータに基づき、ウィンドウイング関数およびウィンドウイング長を選択することで、効率的なデータ送信を可能にします。さらに、送信データのプリアンブル区間とデータ区間のそれぞれに対して異なるウィンドウイング関数、ウィンドウイング長、ガードインターバル長、送信電力を設定することが可能です。これにより、通信環境に応じて最適な通信パラメータを設定し、通信の品質と効率を向上させることが可能となります。
つまりは、OFDMを用いる無線通信装置及び無線通信方法において、ウィンドウイング関数およびウィンドウイング長を適切に選択し、効率的な無線通信を実現します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界IT業界エレクトロニクス業界
- 通信環境に応じた効率的なデータ送信
- 送信データのプリアンブル区間とデータ区間の最適化
- 効率的な無線受信方法の実現
本技術を活用することで、通信環境に応じてウィンドウイング関数やウィンドウイング長を適切に選択し、データ送信の効率を向上させることが可能です。特に送信スペクトラム規定が厳しい運用周波数帯域における無線通信において有効で、通信の品質を維持しつつ、効率的なデータ送信を実現します。
送信データのプリアンブル区間とデータ区間に含まれるOFDMシンボルのそれぞれに対して、異なるウィンドウイング関数やウィンドウイング長を設定することが可能です。これにより、データの各区間に対して最適な通信パラメータを設定し、通信の品質を向上させることができます。
本技術を活用することで、送信された信号に含まれるウィンドウイング関数、ウィンドウイング長、ガードインターバル長、または最適なシンボル同期タイミングの情報を用いて、受信される信号のシンボル同期タイミングを設定することが可能です。これにより、受信側でも通信の品質を向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-002774 |
発明の名称 | 無線送信機、無線受信機、無線送信方法および無線受信方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2014-135647 |
登録番号 | 特許第0006164630号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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