学校法人 関西大学
温度応答性生分解性高分子組成物の画期的製造法

学校法人 関西大学
温度応答性生分解性高分子組成物の画期的製造法
本特許は、ポリエチレングリコールを含むトリブロック共重合体とスクロースまたはラクトースを用いて温度応答性生分解性高分子組成物を製造する方法に関する。製造過程では、まず、ラクチドとグリコリドを重合させてトリブロック共重合体を製造する。次に、この共重合体を溶解する。得られた生分解性高分子組成物は真空凍結乾燥させることで固体状態とする。この高分子組成物は、体温などの外部の温度変化に応じて相転移現象を示し、特に医療用材料としての利用が期待される。例えば、注射によって生体内に適切な形状のインプラントを形成したり、薬物を徐放するリザーバーとして使用したりすることが可能である。
つまりは、医療用材料として活用可能な温度応答性生分解性高分子組成物の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療製薬生物工学
- 医療用インプラントの開発
- 注射可能なドラッグデリバリーシステムの開発
- 細胞培養の新技術開発
この高分子組成物を用いて、体内への注射により任意の形状のインプラントを形成する新たな医療技術を開発することが可能です。注射後にゲル化する性質を活かし、外科的な手術を必要とせずに低侵襲でインプラントを形成できます。
この高分子組成物は、薬物を内部に取り込んだゲルとして作製し、それをリザーバーとして使用することで、薬物の徐放を可能にします。この特性を活かして、新たな注射可能なドラッグデリバリーシステムを開発することができます。
高分子組成物に細胞を懸濁させて注入することで、細胞を内部に取り込んだゲルを形成することが可能です。これを利用して、新たな細胞培養の手法を開発することが可能です。これにより、組織工学分野における新たな可能性を開くことができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-101280 |
発明の名称 | 温度応答性生分解性高分子組成物及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 学校法人 関西大学 |
公開番号 | 特開2014-221732 |
登録番号 | 特許第0006176998号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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