国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
革新的な金属イオン回収装置で、リチウム回収がもっと簡単に

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
革新的な金属イオン回収装置で、リチウム回収がもっと簡単に
本技術は、特定の金属イオン (特にリチウム) を液体(例えば海水や廃液)から効率的に回収するための装置に関するもので、特にリチウムイオン電池の製造や、核融合炉の燃料製造におけるリチウムの需要増加に対応するためのものです。装置は、選択透過膜と集電体を用い、複数の部分が接合されて構成されます。選択透過膜は焼結体で構成され、イオン伝導率は10 4S + cm であり、これが特徴です。また、金属イオン回収装置は、回収液が循環される構成を具備しています。選択透過膜は、特定の化合物で構成され、回収液は塩酸 (HC1) であることが特徴です。
つまりは、高性能な金属イオン回収装置を用いて、特にリチウムイオンを効率的に回収する新たな技術。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電池製造業原子力産業廃棄物処理業
- リチウムイオン電池の製造における原料確保
- 原子力産業におけるリチウムの供給
- 環境保護と資源再利用
リチウムイオン電池の生産が増える中、安定的なリチウム供給が求められます。この技術を利用すれば、海水や廃液からリチウムを効率的に回収でき、コストを抑えながらリチウムの安定供給が可能となります。
核融合炉の燃料としてリチウムが必要とされています。本技術を活用すれば、リチウムの大量生産が可能となり、原子力産業におけるリチウム供給の問題を解決できます。
海水や廃液からリチウムを回収する本技術は、廃棄物処理業での活用により、環境保護と資源再利用を推進することが可能です。例えば、廃棄物からのリチウム回収は、廃棄物の価値を高め、リチウムのリサイクルを促進します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-165034 |
発明の名称 | 金属イオン回収装置、金属イオン回収方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
公開番号 | 特開2015-034315 |
登録番号 | 特許第0006233877号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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