知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的なダイヤモンド半導体製造に!プラズマCVD装置

国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的なダイヤモンド半導体製造に!プラズマCVD装置

この特許は、ダイヤモンド半導体の製造においてリンの高効率導入を可能にするプラズマCVD装置に関するものです。従来の方法では、リンのような不純物をダイヤモンドにドープすることが困難だったが、この新たなプラズマCVD装置を用いることで、原料ガス中のリンをダイヤモンド膜内に高効率で導入することが可能になりました。具体的には、プラズマキャビティ内のガスの流れに着目し、基板を配置するフランジであって、プラズマキャビティの下部に配置するものに、フランジ平面視中心の基板配置領域をなるべく密接して取り囲むようにリング状のガス排出領域を形成し、ガス排出領域において複数の平面視円形状の孔部を形成することにより、プラズマキャビティ上部から基板に向けて噴出されたガスが、基板表面にあたってから、孔部から、速やかにプラズマキャビティ外部へ排出され、基板上にダイヤモンドが成膜されるときに、原料ガス内のリンが効率よく膜内に取り込まれます。これにより、ダイヤモンド半導体の製造効率と品質が大きく向上します。

つまりは、ダイヤモンド半導体の製造におけるリンの高効率導入を可能にするプラズマCVD装置。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 半導体製造業電子部品製造業材料研究

  • 高効率なダイヤモンド半導体の製造
  • このプラズマCVD装置を用いることで、ダイヤモンド半導体の製造においてリンの高効率導入が可能となり、製造効率と品質を大きく向上させることができます。

  • 高性能な電子デバイスの開発
  • ダイヤモンド半導体は、トランジスタや深紫外発光・受電子デバイスの材料として注目されており、これらの高性能な電子デバイスの開発にこのプラズマCVD装置を活用することが可能です。

  • 材料研究への寄与
  • ダイヤモンドに不純物をドープする技術は、新たな半導体材料の開発や材料研究において重要な役割を果たします。このプラズマCVD装置は、そのような研究を効率的に進めるためのツールとして活用することができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

特許評価書を閲覧する

  • 権利概要
出願番号特願2014-137415
発明の名称プラズマキャビティ用フランジ、プラズマキャビティ及びプラズマCVD装置
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2016-015429
登録番号特許第0006341565号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

特許文献ダウンロード

すべてのリスト一覧へ