小林 博
新世代の金属結合技術による合成樹脂製ペレットの製造

小林 博
新世代の金属結合技術による合成樹脂製ペレットの製造
本特許は、金属微粒子を用いて合成樹脂のペレット同士を結合する新たな製造方法を紹介しています。具体的には、金属微粒子と合成樹脂ペレットの組み合わせにより、金属の性質を持つ合成樹脂の成形体を製造することが可能です。この技術は、特定の金属化合物と有機化合物を用い、一連の工程を連続して実施することで、金属微粒子の金属結合で合成樹脂のペレット同士が結合したペレットの集まりを製造します。さらに、この製造方法では、カルボン酸のカルボキシル基を構成する酸素イオンが金属イオンに共有結合する特性と、カルボン酸が飽和脂肪酸からなる特性を持つカルボン酸金属化合物が使用されます。これにより、金属の性質と合成樹脂の特性を両立した新たな材料の製造が可能となります。
つまりは、金属微粒子を用いて合成樹脂ペレットを結合し、金属の性質を持つ成形体を製造する技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業製造業材料科学
- 高機能合成樹脂の開発
- 環境対応型商品の開発
- 高付加価値商品の製造
金属の特性を持つ合成樹脂は、電気伝導性、熱伝導性、硬度などの特性を持つため、電子機器や自動車部品などの高機能素材として開発・利用することが可能です。
金属と合成樹脂の組み合わせによる新素材は、リサイクル可能で環境負荷が低いという特性を持つため、環境対応型商品の開発に活用することができます。
この技術を用いて製造された金属の性質を持つ合成樹脂製品は、従来の合成樹脂製品と比較して高い機能性を持つため、高付加価値商品として市場に投入することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-215102 |
発明の名称 | 金属ないしは合金の微粒子の集まりで覆われた合成樹脂のペレットの集まりの製造方法と、金属ないしは合金の性質を持つ合成樹脂の成形体の成形方法 |
出願人/権利者 | 小林 博 |
公開番号 | 特開2017-075385 |
登録番号 | 特許第0006618142号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です