学校法人慶應義塾
革新的なコラーゲンビーズの製造技術

学校法人慶應義塾
革新的なコラーゲンビーズの製造技術
本特許では、異方性を有するコラーゲンビーズの製造を可能にする新たな方法を提供します。まず、コラーゲンとアルギン酸の混合溶液を生成し、それぞれを毛細管に個別に充填します。これらの混合溶液は、遠心力により毛細管の先端から放出され、アルギン酸をゲル化させるゲル化剤液に向けて放出されます。放出された混合溶液は、ゲル化剤液中で互いに接触することで、アルギン酸がゲル化し、未ゲル化のコラーゲンを含む混合ビーズが作製されます。この混合ビーズは、アルギン酸のゲルを溶解させる液体を加えることでマイクロチャンバーに収容され、所定時間温めることで、アルギン酸のゲルの溶解とコラーゲンのゲル化が同時に行われます。
つまりは、アルギン酸とコラーゲンの混合溶液を用いて、特定の形状を持つ混合ビーズを製造する方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製薬業コスメ業界バイオテクノロジー
- 新たな製薬製品の開発
- 高度なコスメティック製品の開発
- 細胞培養の最適化
この技術は、特定の形状を持つ異方性のコラーゲンビーズを作製することが可能であるため、新たな製薬製品の開発に役立つ可能性があります。例えば、特定の薬物をビーズ内に封入し、体内での放出レートを制御することで、効率的な薬物デリバリーシステムを開発することが可能になります。
コラーゲンビーズは、皮膚の健康と若々しさを維持するための製品に広く使用されています。この技術を活用すれば、新たな形状や特性を持つコラーゲンビーズを開発し、より高度なスキンケア製品を製造することが可能になります。
異方性を持つコラーゲンビーズは、細胞培養の分野においても有用です。特に、幹細胞の分化誘導や異種細胞間の共培養を行う際に、この技術を利用すれば、細胞培養の条件をより細かく制御することが可能になります。これにより、研究の進展や新たな治療法の開発に貢献することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-198973 |
発明の名称 | マイクロビーズの製造方法及び足場の製造方法 |
出願人/権利者 | 学校法人慶應義塾 |
公開番号 | 特開2017-079722 |
登録番号 | 特許第0006817619号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です