国立研究開発法人情報通信研究機構
一歩先の通信技術を体現、タイムギャップを解消する通信局間同期ずれ検出方法

国立研究開発法人情報通信研究機構
一歩先の通信技術を体現、タイムギャップを解消する通信局間同期ずれ検出方法
本特許は、通信回線で結ばれ、互いに通信可能な複数の通信局から選択された第1通信局と第2通信局間の伝送時間や時刻のずれを精密に検出・補正する技術に関するものです。伝送時間や時刻のずれは、送信時刻情報と受信時刻情報の差分から計算され、これらの差分を用いて各通信局の時刻調整を行います。具体的な手順としては、第1通信局が送信時刻情報を記録、第2通信局が同期信号と送信時刻情報を受信し記録、その後同期信号と受信時刻情報を送信、第1通信局がこれを受信し記録、というステップを踏みます。その結果、各通信局間の時刻のずれや伝送時間を精密に検出・補正することが可能となります。
つまりは、複数の通信局間の伝送時間や時刻のずれを精密に検出・補正する特許技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界IT業界ネットワークサービス業界
- 伝送時間や時刻のずれの補正による通信品質の改善
- IoTデバイス間の同期による効率的なデータ処理
- ネットワークトラフィックの最適化
衛星通信や無線通信など、伝送距離が長くなると伝送時間の遅延や時刻のずれが生じやすくなります。本特許技術を活用することで、これらのずれを精密に検出し補正することが可能となり、通信品質の大幅な改善を図ることができます。
多数のIoTデバイスが同時に通信する状況では、時間のずれがデータの処理効率に大きな影響を与えます。本特許技術を利用してデバイス間の時刻を同期させることで、データの衝突を減らし、効率的なデータ処理を実現します。
時刻のずれがネットワークトラフィックに影響を及ぼすことがあります。本特許技術を用いて時刻のずれを補正することで、ネットワークトラフィックの最適化を図り、通信コストの削減や通信速度の向上を実現します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-023851 |
発明の名称 | 通信局間の同期ずれ検出方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2017-143429 |
登録番号 | 特許第0006674171号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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