東京都公立大学法人
革新的な製造法による高規則性ポーラスアルミナ

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革新的な製造法による高規則性ポーラスアルミナ
本発明は、細孔が微細かつ高い規則性をもって配列される陽極酸化ポーラスアルミナの製造方法に関するもので、各種デバイスへの応用が期待されます。特に、細孔周期が35nmから500nmの範囲で制御可能であり、規則的な細孔配列をもつポーラスアルミナの製造が可能となります。また、この製造法では、細孔径の拡大が可能であり、高い細孔配列規則性を持つポーラスアルミナの作製が可能です。これまでの技術では、細孔周期710nm以上のポーラスアルミナの作製は難しく、また、大面積の試料を作製することも困難でした。しかし、本発明により、これらの問題が解決され、高規則性ポーラスアルミナの大量生産が可能となります。
つまりは、本発明は、細孔が微細かつ高い規則性をもって配列されたポーラスアルミナの製造方法に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業電子部品製造材料科学
- 高性能フィルターの製造
- エネルギー貯蔵デバイスの製造
- 触媒の製造
高い細孔配列規則性を持つポーラスアルミナは、その細孔の大きさと配列が制御可能であるため、高性能なフィルターとしての利用が考えられます。微細な細孔が均一に配列されているため、特定の大きさの物質のみを通過させることが可能となります。
ポーラスアルミナは、その構造から高い電気伝導性を持つとされています。この特性を利用して、電池やキャパシターなどのエネルギー貯蔵デバイスの製造に応用することが可能です。
ポーラスアルミナの細孔内に触媒物質を導入することで、高性能な触媒を製造することが可能です。細孔の大きさと配列を制御することで、触媒の性能を最適化することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-127396 |
発明の名称 | 陽極酸化ポーラスアルミナの製造方法 |
出願人/権利者 | 東京都公立大学法人 |
公開番号 | 特開2018-003048 |
登録番号 | 特許第0006760640号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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