国立研究開発法人物質・材料研究機構
がん細胞を直接攻撃!近赤外光による照射で発熱、がん細胞を死滅させる多孔質材料

国立研究開発法人物質・材料研究機構
がん細胞を直接攻撃!近赤外光による照射で発熱、がん細胞を死滅させる多孔質材料
本特許では、ロッド状のナノ粒子を含む多孔質材料とその製造方法を説明しています。ナノ粒子の長軸長さは65nmで、これらの粒子は級密体、多孔質体、またはケージ体であり、架橋された生体吸収性高分子と混合されます。製造工程では、ナノ粒子と生体吸収性高分子を混合し、多孔質化することが含まれます。さらに、この多孔質化する工程は、ナノ粒子と生体吸収性高分子の混合溶液を凍結乾燥することによって行われます。この多孔質材料は外科手術でがん組織を除去した部位に埋め込まれ、近赤外光を体外から照射することで発熱し、多孔質材料内や周囲のがん細胞を死滅に至らしめます。
つまりは、外科手術でがん組織を除去した部位に埋め込み、近赤外光を照射することで発熱し、がん細胞を死滅させる多孔質材料とその製造方法を提供する。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジーファーマシューティカル
- 新型がん治療法の開発
- ナノテクノロジーと医療の融合
- 医療機器の開発
当該特許の技術を活用し、手術後のがん細胞の再発を防ぐ新型のがん治療法を開発することが可能です。手術で切除できなかった微小ながん組織や残存したがん細胞を直接攻撃し、死滅させることができます。
ナノテクノロジーを医療分野に応用し、手術後のがん再発防止のための新たな治療法を提供することが可能です。これにより、患者の生活の質を向上させ、生存率を向上させる可能性があります。
当該特許の技術を活用し、近赤外光を照射して発熱させることでがん細胞を死滅させる多孔質材料を埋め込む医療機器の開発が可能です。これにより、手術後の再発防止だけでなく、がんの早期発見や診断にも役立つ可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-227992 |
発明の名称 | がん温熱治療用ナノ粒子と生体吸収性高分子との複合多孔質材料及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2018-083780 |
登録番号 | 特許第0006914487号 |
- サブスク
- 譲渡
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