知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
摩擦力可変型物体保持部材: 高精度操作の新たな道

国立研究開発法人産業技術総合研究所
摩擦力可変型物体保持部材: 高精度操作の新たな道

本特許は、物体を押圧する弾性ブロック体と、その弾性ブロック体の内部構造を特徴とする物体保持部材に関するものです。弾性ブロック体はゴム材料から成り、表面にはうねりを形成するように圧縮を与えられています。また、弾性ブロック体は織物を埋め込まれた表面近傍とその下部のひずみ方向の異なる複層からなります。これにより、物体を押圧し、生じる摩擦力が押圧力に応じて変化させることが可能です。特に、押圧力の半値の前後で摩擦力の変化率が大きくなることにより、より微細な操作が可能となります。これにより、物体の持ち上げや移動などの操作が容易となり、ロボット技術や産業機器などの分野での利用が期待されます。

つまりは、物体を面に押圧して生じる摩擦力を押圧力に応じて変化させることが可能な物体保持部材の開発

AIによる特許活用案

おすすめ業界 ロボット産業工作機械産業自動車産業

  • 精密な操作が求められるロボットの開発
  • 押圧力によって摩擦力を制御できるこの特許技術は、精密な操作が求められるロボットの開発に活用できます。例えば、細かい部品の組み立てや、微細な位置調整が必要な作業などでの利用が考えられます。

  • 高効率化を図る産業機器の開発
  • 物体の押圧力に応じて摩擦力を変化させることができるこの技術は、産業機器の効率化に寄与します。物体の持ち上げや移動の精度を向上させ、作業効率を高めることが可能です。

  • 自動車産業への応用
  • 自動車の製造工程では、多くの部品が組み合わされ、その多くが物体保持部材によって移動されます。この特許の技術を応用することで、製造工程の精度を向上させ、生産性を高めることが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-024057
発明の名称物体保持部材
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2018-130772
登録番号特許第0007062259号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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