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国立大学法人浜松医科大学
シロスタゾール:血管拡張と動脈痛抑制の新たな可能性

国立大学法人浜松医科大学
シロスタゾール:血管拡張と動脈痛抑制の新たな可能性

本特許では、EVAR(内視鏡的大動脈修復)において問題となる動脈痛の形成を抑制する可能性があるシロスタゾールについて検討しています。EVAR後に動脈痛が増大すると、内挿したステントグラフトからの血液の流入が遮断され、エンドリークが発生する可能性があります。これに対してシロスタゾールは、cAMPの分解を阻害し、血小板の集合を抑制することで血管拡張作用を持つとされています。また、既存の病態モデル動物では、動脈痛の治療に有効な作用効果が得られないことが多い中、シロスタゾールはエラスターゼ処理の病態モデルラットにおいて、動脈交の形成を抑制する可能性が報告されています。これらの特性から、シロスタゾールが新たなEVAR後の治療法として有望であると考えられます。

つまりは、シロスタゾールが動脈痛の形成を抑制し、内挿したステントグラフトの問題を解決する可能性を秘めています。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療製薬ヘルスケア

  • 新治療法の開発
  • シロスタゾールの動脈痛抑制効果を活用した新たな治療法の開発。EVAR後の患者の治療法としてシロスタゾールを用いることで、エンドリークの発生を抑制し、更なる手術の必要性を減らす可能性がある。

  • シロスタゾール含有医薬品の開発
  • シロスタゾールの特性を利用した新たな医薬品の開発。既存の治療法に付加価値を提供し、患者のQoL (Quality of Life) を向上させる可能性があります。

  • 病態モデルの改善
  • シロスタゾールが動脈痛の形成を抑制する仕組みを解明し、より効果的な病態モデルの開発。これにより、新たな治療法や医薬品の開発を加速する可能性があります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2018-128554
発明の名称エンドリーク発生防止剤
出願人/権利者国立大学法人浜松医科大学
公開番号特開2018-150382
登録番号特許第0006660053号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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