学校法人同志社
高効率液滴製造の進化形、マイクロ流体チップ

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高効率液滴製造の進化形、マイクロ流体チップ
本特許は、高生産性と低コストを両立した液滴製造用マイクロ流体チップに関するものである。従来のマイクロ流体チップは、液滴の製造数が秒間10個程度と生産性が非常に低い問題があった。しかし、本発明によれば、気体を吸蔵し得る合成樹脂から形成されたチップ本体を設計し、その両面に基板を接合。微細構造空間を備えることで、連続相となる液体と分散相となる液体が同時に送液され、エマルションが形成される。さらに、この微細構造空間は、チップ本体の面上に網目状、またはグリッド状に形成されており、液滴製造の効率を大幅に向上させている。これにより、マイクロ流体チップを使用した液滴製造が低コストで大量生産可能となる。
つまりは、低コストで高生産性の液滴製造を可能にする、新たなマイクロ流体チップの特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー化学薬品製造
- マイクロ反応容器の製造
- 高効率なエマルション生成
- 液滴ベースの製品開発
このマイクロ流体チップを使用すれば、極微小反応容器やマイクロセルの形成材として使用される液滴を効率的に製造することが可能となる。これにより、バイオテクノロジーや薬品製造などの分野での実験や生産性が向上する。
連続相となる液体と分散相となる液体が同時に送液されることでエマルションが効率的に形成される。これにより、エマルションを必要とする各種産業において、生産効率や品質の向上が期待できる。
本特許のマイクロ流体チップは、液滴製造の効率を大幅に向上させる。これにより、液滴を基にした新たな製品や技術の開発が容易になり、新たなビジネスチャンスを生む可能性がある。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-123166 |
発明の名称 | 液滴製造用マイクロ流体チップ |
出願人/権利者 | 学校法人同志社 |
公開番号 | 特開2019-005700 |
登録番号 | 特許第0006949356号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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