国立大学法人信州大学
新次元の繊維製造技術、レーザーによる周期構造表面

国立大学法人信州大学
新次元の繊維製造技術、レーザーによる周期構造表面
本発明は、繊維の表面に周期構造を形成する新たな製造方法を提供します。この技術は、レーザーアブレーションという手法を使用して、繊維の表面に微細な構造を形成します。レーザーのパワーが十分であれば、物質の昇華(直接的な気体化)が発生し、その結果として表面に周期構造が生まれます。また、この技術はパルスレーザーを使用するため、熱損傷や繊維内部の変質が少なく、繊維の品質を損なうことなく表面改質を行うことが可能です。さらに、この繊維の表面構造は、特定の機能を付与するために構成元素の割合を変化させたり、新たな活性を生成することも可能です。
つまりは、本特許は、レーザーを用いた表面に周期構造を有する繊維の製造方法に関する。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 繊維産業レーザー加工業新素材開発業
- 高機能繊維の開発
- 繊維加工業の高度化
- 環境対応型繊維の開発
本発明によるレーザー加工技術を使うことで、従来の繊維にはない新たな機能を付与した繊維を製造することが可能になります。例えば、特定の光を反射または吸収する能力を持つ繊維、抗菌性や防汚性を持つ繊維など、多様な機能を持つ繊維の開発が期待できます。
本発明の表面改質技術は、繊維加工業における新たな可能性を広げます。特に、パルスレーザーを用いることで繊維の熱損傷を抑えつつ高精度な加工が可能になり、より複雑な表面構造を持つ繊維製品の製造が可能になります。
本発明の技術を利用することで、環境に優しく、持続可能な繊維製品の開発も可能です。例えば、特定の波長の光を反射する繊維によって日射熱を抑制したり、光触媒機能を持つ繊維によって空気清浄効果を持つ製品など、新たな環境対応型繊維の開発が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2018-201607 |
発明の名称 | 超短パルスレーザーで繊維表面に周期構造を形成する方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2020-066824 |
登録番号 | 特許第0007105485号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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