国立大学法人金沢大学
原子間力顕微鏡の新次元: 電気生理学的変化と構造変化を同時観察

石川県金沢市角間町 金沢大学内
登録情報の修正申請国立大学法人金沢大学
原子間力顕微鏡の新次元: 電気生理学的変化と構造変化を同時観察
石川県金沢市角間町 金沢大学内
登録情報の修正申請これまでの原子間力顕微鏡では試料の電気生理学的変化を解析することが難しかったが、本発明によりそれが可能となりました。本発明の原子間力顕微鏡は、ナノピペットの先端部に試料を配置し、該試料にプレッシャーや電気刺激を与えることで、試料の電気生理学的変化と同時にその構造変化を観察することができます。ナノピペットは走査機構を有し、カンチレバーの自由端に有する探針と試料の表面との間の原子間力によって生じる相互作用により、カンチレバーに変位が生じ、この相互作用量が一定になるように試料の表面を相対的に走査することで試料の表面の情報が得られます。
つまりは、本発明は、試料の電気生理学的変化とそれに伴う構造変化を同時に観察できる原子間力顕微鏡に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーナノテクノロジー材料科学
- 生物学的研究の推進
- 新規薬剤開発の加速
- 素材開発の進展
生物学的な研究では、微細な構造の観察と電気生理学的な解析が重要です。本発明の原子間力顕微鏡は、これらを同時に行えるため、例えば細胞膜や膜輸送体の研究に大いに役立ちます。
薬剤の効果や副作用はしばしば細胞やタンパク質の構造変化と電気生理学的な変化によって決まります。本発明の原子間力顕微鏡を用いれば、これらの変化を同時に観察でき、新規薬剤の開発を加速することが可能です。
材料科学においても微細な構造の観察とその物質特性の解析が重要です。本発明の原子間力顕微鏡は、これらを同時に行えるため、新素材の開発に寄与することが期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2019-153689 |
| 発明の名称 | 電気生理学的解析を可能にした原子間力顕微鏡 |
| 出願人/権利者 | 国立大学法人金沢大学 |
| 住所 | 石川県金沢市角間町 金沢大学内 |
| 公開番号 | 特開2021-032725 |
| 登録番号 | 特許第0007282371号 |
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