国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的なナノテクノロジーの進歩:結晶性ナノロッドの製造

国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的なナノテクノロジーの進歩:結晶性ナノロッドの製造
本特許は、タングステン、ケイ素、ジルコニウムを含有する結晶性ナノロッドの製造方法と、その製造方法に使用できる粒子について述べています。ナノロッドは、幅が1から15 nm、長さが10から350 nmの範囲で、結晶性を持つことが特徴です。製造方法は、特定の物質を含有する溶液の混合、混合物の加熱、沈殿物の乾燥、粒子の生成、再結晶化などの一連のプロセスを含みます。また、粒子は、タングステン、ケイ素、ジルコニウムを含有し、その全質量の中で、タングステンの含有量が45から50質量%、ケイ素の含有量が0.5から0.8質量%、ジルコニウムの含有量が13から17質量%であることが特徴です。これらのナノロッドは、高度に精密な電子デバイスや触媒などの製造に利用可能です。
つまりは、タングステン、ケイ素、ジルコニウムを含有する結晶性ナノロッドの製造方法とその粒子
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子部品製造業化学工業素材研究
- 高精度電子デバイスの製造
- 高効率触媒の開発
- 先進的な素材研究への応用
本特許の製造方法を用いて生成された結晶性ナノロッドは、その小さなサイズと特性から、高精度な電子デバイスや半導体の製造に利用可能です。これにより、より小型でパフォーマンスの高いデバイスの開発が可能になります。
本特許のナノロッドは、その独特な化学的性質と結晶構造を活用して、新たな触媒の開発に利用できます。特に、化学反応の効率を向上させるために必要な、高い表面積を有する材料として適しています。
タングステン、ケイ素、ジルコニウムを含有する本特許の結晶性ナノロッドは、新たなナノスケール材料の性質を研究するためのプラットフォームとして使用できます。これは、素材科学、物理学、化学などの領域での新たな発見と理解を促進する可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-194034 |
発明の名称 | ナノロッドの製造方法、粒子、及び、ナノロッド |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2021-066635 |
登録番号 | 特許第0007330460号 |
- サブスク
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