国立大学法人静岡大学
高効率昇圧を可能にする電源装置

国立大学法人静岡大学
高効率昇圧を可能にする電源装置
本特許は、エネルギーハーベスティング技術を活用した電源装置に関するものです。具体的には、太陽光、熱、振動、電波などから電力を発生する発電素子、入力電圧を出力電圧に変換する昇圧回路、および変調電圧を整流する整流回路を含むシステムを提案しています。特に、変調回路は自励発振回路と重畳成分付与回路を含み、これによって所定の共振周波数で変調電圧を出力することが可能となります。この仕組みにより、発電素子が出力する電圧が低い場合でも、効率的に電圧を昇圧することが可能となります。
つまりは、自励発振と重畳成分を併用し、電圧を効率的に昇圧する電源装置の特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子機器製造業エネルギー業IoT業界
- IoTデバイスへの応用
- リモートエリアでの利用
- 環境エネルギーの有効利用
IoTデバイスは、センサーのデータ収集・解析・通信などの機能を持つため、電力供給が必要です。しかし、すべてのデバイスに電源を供給するのは現実的ではありません。本特許の技術を活用することで、自律的に電力を発生し昇圧することが可能となり、IoTデバイスの電力供給問題を解決することができます。
電力供給が難しいリモートエリアでも、本特許の技術を利用すれば、太陽光や熱などから電力を発生し、必要な電圧まで昇圧することが可能です。これにより、リモートエリアでの通信機器や監視カメラなどの電源供給を確保することが可能となります。
環境エネルギー、例えば太陽光や風力、振動などを利用して電力を発生する発電素子に、本特許の技術を組み込むことで、発生した電力をより効率的に利用することが可能となります。これにより、より持続可能なエネルギー利用が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-032055 |
発明の名称 | 昇圧回路及び電源装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人静岡大学 |
公開番号 | 特開2021-136793 |
登録番号 | 特許第0007356713号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です