知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人電気通信大学
伝搬予測システム、伝搬予測方法および伝搬予測プログラム

国立大学法人電気通信大学
伝搬予測システム、伝搬予測方法および伝搬予測プログラム

本特許(JP 2022-007866 A)は、2つの無線通信基地局間における電波の伝搬損失を高精度に予測する方法および装置に関するものです。従来の電波伝搬モデルでは、地形や建物などの遮蔽物(クラッタ)を単純化して扱うため、実際の損失を十分に反映できず、通信設計の精度が低下するという課題がありました。本発明では、2つの基地局間の伝搬経路上に存在する複数のクラッタのうち、それぞれの基地局から見て仰角が最大となる“支配的クラッタ”を自動選出します。その後、基地局と支配的クラッタの距離および高度を基に、支配的クラッタによる遮蔽・反射効果を定量化し、クラッタ損失成分を算出。その他の損失を自由空間損失として近似することで、現実的かつ計算効率の高い伝搬損失予測を実現します。この手法により、都市部の高層ビル群や山間地など複雑な環境でも高精度な通信設計が可能となり、基地局配置の最適化・通信品質改善に大きく貢献します。

つまりは、基地局間の電波伝搬に影響する“クラッタ”(建物・地形など)を自動で抽出。支配的クラッタの位置と高さから損失を予測し、5G・防災通信に応用可能な次世代電波解析技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2020-170283
発明の名称伝搬予測システム、伝搬予測方法および伝搬予測プログラム
出願人/権利者国立大学法人電気通信大学
公開番号特開2022-007866
登録番号特許第7662174号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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