知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人理化学研究所
脱分化能及び再分化能が増強された形質転換植物又はその一部

国立研究開発法人理化学研究所
脱分化能及び再分化能が増強された形質転換植物又はその一部

本特許は、脱分化能および再分化能が増強された植物、またはその一部を提供する技術に関するものです。植物の組織培養や遺伝子導入において、細胞の「脱分化」(分化した細胞が再び未分化状態に戻ること)と「再分化」(未分化細胞が特定の組織へ成長すること)は重要なプロセスですが、その効率は植物種や条件によって大きく異なり、再現性の低さが課題でした。本発明では、SUMO E3リガーゼである SIZ1 遺伝子の発現または活性を抑制または阻害することで、これらの能力を顕著に高めることを発見。SIZ1を抑制した形質転換植物、またはその組織を用いることで、従来困難だった種の培養再生や遺伝子組換え効率が向上します。
本技術は、植物の細胞分裂・成長制御に関わるユビキチン様修飾経路を利用したもので、特定ホルモン処理を必要とせず、広範な植物種に応用可能。難培養性植物の増殖、新規品種作出、環境ストレス耐性研究など、多方面で活用が期待されます。

つまりは、SIZ1遺伝子の発現を抑制するだけで、植物細胞の脱分化と再分化能力を飛躍的に向上。品種改良・組織培養の成功率を高める画期的な育種技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-054721
発明の名称脱分化能及び再分化能が増強された形質転換植物又はその一部
出願人/権利者国立研究開発法人理化学研究所
公開番号特開2021-159079
登録番号特許第7664605号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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