知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
白穂抑制剤及びその用途

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
白穂抑制剤及びその用途

本特許は、イネ科植物(特にイネ)の白穂の発生を効率的に抑制するための白穂抑制剤に関するものです。白穂とは、登熟期に穂が白く枯れ上がり、籾が実らない現象であり、高温・乾燥・病害・生理障害などにより発生して収穫量を著しく低下させます。従来は栽培環境の改善や防除剤の散布によって対策が試みられていましたが、効果にばらつきがあり、労力とコストも課題でした。本発明では、**炭化水素系の油性成分(特にパラフィン)**を主成分とするシンプルな白穂抑制剤を用います。この成分を穂に付着させることで、穂表面に薄い油膜が形成され、水分の急激な蒸散や温度上昇を防止。結果として、登熟期における白穂発生を効果的に抑制できます。薬剤ではなく物理的保護を利用するため、環境負荷が極めて低く、コメの品質保持と安定収量の両立が可能。特に高温障害が問題となる地域での持続的な稲作に貢献する技術です。

つまりは、稲の白穂(しらほ)発生を、たった一つの油性成分で抑制!パラフィンを用いた環境負荷の少ない処理で、稲作の生産効率を大幅に向上させます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-048252
発明の名称白穂抑制剤及びその用途
出願人/権利者国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号特開2022-147127
登録番号特許第7665185号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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