知財活用のイノベーションで差別化を

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特許第7667566号
不妊性チョウ目昆虫の生産方法及びチョウ目昆虫の不妊化剤

特許第7667566号
不妊性チョウ目昆虫の生産方法及びチョウ目昆虫の不妊化剤

本特許は、チョウ目昆虫(蛾やアゲハなど)を効率的かつ安定的に不妊化するための新しい遺伝子制御技術に関するものです。従来の不妊化方法は、放射線照射や薬剤処理により全身に影響を与える手法が主流でしたが、これらは昆虫個体の生存率を著しく低下させるうえ、他種への影響や環境負荷の問題がありました。本発明では、チョウ目昆虫におけるnanosP遺伝子に着目。この遺伝子は生殖系列細胞(卵や精子)に特異的に発現し、生殖機能維持に不可欠な役割を担っています。本方法では、CRISPRやRNA干渉などの分子生物学的手段によりnanosPの機能を喪失させ、生殖細胞のみを不活化。これにより、成虫は正常に成長・活動しながらも繁殖能力を持たない「不妊性昆虫」となります。この不妊個体を放飼することで、害虫個体群の繁殖を自然減少させることが可能となり、農業現場における持続的かつ環境調和的な害虫防除を実現します。

つまりは、nanosP遺伝子の機能を失わせることで、生殖細胞だけを選択的に不活化。農作物を守りつつ、生態系への影響を最小限に抑える次世代型害虫制御法です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-199311
発明の名称不妊性チョウ目昆虫の生産方法及びチョウ目昆虫の不妊化剤
出願人/権利者特許第7667566号
公開番号特開2023-084919
登録番号特許第7667566号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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