知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
層状複水酸化物を表面に有する金属板の製造方法

国立研究開発法人物質・材料研究機構
層状複水酸化物を表面に有する金属板の製造方法

本特許は、層状複水酸化物(LDH: Layered Double Hydroxide)粉末および金属水酸化物を、金属基板上に短時間で形成する製膜方法に関するものです。従来の化学的析出法では、均一な被膜を得るために数時間以上の処理が必要であり、生産性の低さが課題でした。本発明の方法では、まず金属イオンを含む電解液を準備し、この中に層状複水酸化物粉末を堆積させた電極基板と対極板を浸漬。その後、両者間に電場を印加することで、金属イオンが電極基板表面に水酸化物として析出し、1分~数十分という短時間で被膜を形成します。この被膜は密着性に優れ、耐食性・触媒性・イオン交換能を併せ持つため、金属表面の機能化に有効。さらに、電気泳動堆積法を組み合わせることで、粉末を直接処理対象基板に堆積させることも可能です。省時間・低コストで機能性皮膜を得られる革新的な電解製膜技術です。

つまりは、層状複水酸化物粉末を電解析出で金属板上に短時間製膜。防食・触媒・蓄電など多分野で応用可能な、スピーディーで汎用性の高い製膜技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-066170
発明の名称層状複水酸化物を表面に有する金属板の製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2022-161389
登録番号特許第7669028号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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