学校法人 関西大学
ニオブ酸化物ナノ粒子の製造方法およびその利用

学校法人 関西大学
ニオブ酸化物ナノ粒子の製造方法およびその利用
本特許は、ニオブ酸化物ナノ粒子を効率的かつ制御的に製造する方法に関するものです。ニオブ酸化物は高誘電率・高屈折率を有し、電子材料や光触媒などに利用されますが、従来法では粒径・形状制御が難しく、コストも高いという課題がありました。本発明では、(A)ニオブ錯体を還元剤に溶解して前駆体溶液を作成し、(B)そこにハロゲンを含む添加剤を加え、(C)140℃以上で加熱処理するというシンプルな三段階プロセスにより、均一かつ高結晶性のニオブ酸化物ナノ粒子を得ます。ハロゲンの作用により酸素欠陥や粒径を制御でき、電子的特性や光応答性を自在に調整可能。この方法は溶液プロセスであり、大量生産や低温合成にも対応できるため、触媒・透明電極・フォトニクス材料など多様な分野での応用が期待されます。
つまりは、還元剤中でニオブ錯体を調整し、ハロゲン添加と加熱で結晶性を制御。高性能触媒・光デバイス材料に最適なナノ粒子を安価かつ簡便に合成できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2021-124602 |
| 発明の名称 | ニオブ酸化物ナノ粒子の製造方法およびその利用 |
| 出願人/権利者 | 学校法人 関西大学 |
| 公開番号 | 特開2022-028630 |
| 登録番号 | 特許第7669035号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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