知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
アセチルコリン高含有ナスを作出する方法

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
アセチルコリン高含有ナスを作出する方法

本特許は、アセチルコリンを高濃度に含有するナス(Solanum melongena)を作出する方法に関するものです。アセチルコリンは神経伝達物質として知られ、記憶力や血流改善に関与する成分ですが、食品中には微量しか含まれず、摂取による効果を高めるには植物育種による含有量増加が課題でした。本発明では、完熟果において生鮮重量あたり200mg/kg以上、または乾物重量あたり2500mg/kg以上のアセチルコリンを含むナスを交配親に選び、他のナス品種と交配する工程を含みます。これにより、得られた交雑後代は親よりも安定的に高いアセチルコリン含有量を示し、さらに果実品質・収量を維持したまま機能性を高めることが可能となります。従来の遺伝子改変を伴わないため、安全性が高く、栽培・流通の実用化にも適した手法です。本技術により、健康訴求型の新しいナス品種開発が現実化し、機能性食品・サプリメント素材としての応用も期待されます。

つまりは、交配親の選抜により、通常のナスよりも数倍高いアセチルコリンを含む新品種を作出。認知機能や血流改善が期待される“機能性野菜”育種の新たな一歩です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2023-073752
発明の名称メタン発酵方法及びメタン発酵装置
出願人/権利者国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号特開2024-158505
登録番号特許第7672004号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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