知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

国立大学法人福井大学
慢性副鼻腔炎の予防剤または治療剤、およびこれらを製造するためのスタチンの使用

国立大学法人福井大学
慢性副鼻腔炎の予防剤または治療剤、およびこれらを製造するためのスタチンの使用

本特許は、スタチンを有効成分として含む慢性副鼻腔炎(CRS)の予防剤および治療剤に関するものです。スタチンは従来、高脂血症や動脈硬化の治療薬として用いられていますが、その作用機構の一部には抗炎症・免疫調節作用があることが知られています。本発明では、このスタチンの特性を副鼻腔炎治療に応用。慢性副鼻腔炎は鼻粘膜や副鼻腔内での長期的な炎症・粘液貯留が特徴で、従来の治療ではステロイドや抗生物質が中心でしたが、長期投与による副作用が問題視されていました。本発明の組成物は、スタチンを主成分として炎症性サイトカインの発現を抑制し、粘膜浮腫を軽減、さらに細菌感染の増悪を防止します。経口剤または局所投与剤として製剤化でき、再発抑制にも有効です。既に安全性が確立された薬剤を新適応として利用するドラッグリポジショニング技術により、治療コストの削減と副作用リスクの低減が期待されます。

つまりは、抗炎症作用を応用し、スタチンを慢性副鼻腔炎の予防・治療に転用。既存薬を活用した低コストで安全性の高い新しい治療アプローチです。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2020-170536
発明の名称慢性副鼻腔炎の予防剤または治療剤、およびこれらを製造するためのスタチンの使用
出願人/権利者国立大学法人福井大学
公開番号特開2022-062491
登録番号特許第7672675号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

すべてのリスト一覧へ