知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
ウラン吸着材、その製造方法、それを用いた被験水溶液からウランを抽出する方法、および、ウラン含有鉱物からウランを回収する方法

国立研究開発法人物質・材料研究機構
ウラン吸着材、その製造方法、それを用いた被験水溶液からウランを抽出する方法、および、ウラン含有鉱物からウランを回収する方法

本特許は、ウランを高効率かつ選択的に吸着する新規ウラン吸着材およびその製造方法に関するものです。従来の吸着材では、ウラン以外の金属イオン(カルシウム・鉄・マグネシウムなど)も同時に吸着してしまい、選択性と再利用性に課題がありました。本発明の吸着材は、六方晶構造を有するポーラスシリカ粒子の凝集体で構成されており、この凝集体がミクロ細孔・メソ細孔・マクロ細孔を組み合わせた階層構造を持ちます。比表面積は250〜300m²/g、細孔容積は0.3〜0.5cm³/gの範囲に制御されており、粒子表面には多数の溝が形成されています。この微細構造がウランイオンを選択的に吸着・遊離させる鍵となり、他金属との分離効率を飛躍的に向上させます。さらに、吸着材は再生可能であり、鉱石処理水や海水からのウラン回収にも応用可能です。原子力燃料資源の再利用や環境修復技術として注目される材料技術です。

つまりは、六方晶構造のポーラスシリカでウランを選択的に吸着。微細孔からマクロ孔までを階層的に設計し、海水や鉱石から効率的にウランを抽出できる新素材です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-035201
発明の名称ウラン吸着材、その製造方法、それを用いた被験水溶液からウランを抽出する方法、および、ウラン含有鉱物からウランを回収する方法
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2022-135413
登録番号特許第7672682号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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